ロケーション特集
気仙沼市ロケーションガイド
気仙沼市概要
[概要]人口:約6万人(2023年3月時点) 面積:332.44㎢
・宮城県の北東端に位置。仙台から三陸道経由で約2時間。
・東は太平洋に面し、南は宮城県本吉郡南三陸町、西は岩手県一関市及び宮城県登米市、北は岩手県陸前高田市に接している。
・三陸の豊かな漁場に恵まれ、フカヒレの生産量、サメ類、生鮮カツオ、生鮮メカジキの水揚げ高が日本一。
[気候]海洋性の気候で寒暖の差が少なく、冬の積雪も少ない。
展望スポット
大型漁船の係留風景が望めるスポットや海と市街地を大パノラマで望めるスポットなど、港町・気仙沼ならではの展望スポットが充実。
安波山(気仙沼市街俯瞰)
港まち・気仙沼のシンボルの一つである標高239mの山。気仙沼の市街地から大島までを一望できる。
気仙沼市復興祈念公園
安波山のふもとの陣山に位置し、震災時に壊滅的な被害を受けた鹿折地区、内湾地区を一望することができる。
気仙沼湾横断橋展望スポット(蜂ヶ崎)
防潮堤に整備された展望台で、多数の漁船係留風景や、気仙沼湾横断橋と気仙沼大島大橋の両方を眺望できる。
気仙沼港(出漁準備岸壁)
遠洋マグロ漁船の船籍数・国内有数を誇る気仙沼港では、多数の大型漁船の係留風景を見ることができる。
気仙沼大島大橋
2019年に開通した大島と本土をつなぐ大型のアーチ橋。展望台からは気仙沼市街地、整備された歩道からは大島瀬戸を望める。
亀山展望台(大島俯瞰)
気仙沼大島の北側に位置する標高235mの山。レストハウス前からは大島の町並みが、展望台からは気仙沼市街や岩井崎をはじめ、天気が良い日には金華山まで見渡せる。
自然景観
リアス海岸の生み出す景観美も魅力。荒波が打ち寄せる荒々しい岩礁や穏やかな砂浜、踏むと音が鳴る浜など特徴は様々。
大谷海岸
遠浅で静かな波が打ち寄せる砂浜。東日本大震災で砂浜が流出するなど大きな被害を受けるも、道の駅「大谷海岸」の復活と合わせ2021年に海水浴場が復活。
小泉海岸
津谷川の河口に位置。2019年に再開した海岸で、家族連れでも楽しめる穏やかな海でもあり、サーファーにも人気。
登米沢海岸
小泉海岸から2kmほど北にある海岸。砂浜ではなく波に打ち寄せられた石が堆積している海岸で、開放的な空間が広がる。
大沢漁港
国道45号線沿いにある漁港で、防潮堤に囲まれた構内は穏やか。砂浜ではなく石が堆積する海岸で、高台からは漁港を一望できる。
小田の浜
気仙沼大島東側の遠浅で透明度の高い澄んだ海。環境省「快水浴場百選」において特選に選ばれている。
十八鳴浜(くぐなりはま)
大島の北東部にある砂浜。砂が乾いている時に踏むと「クックッ」と鳴ることから名付けられたと言われている。
九九鳴き浜
唐桑半島の西側の付け根にある砂浜。砂が乾いている時に踏むと「クックッ」と鳴ることから名付けられたと言われている。
お伊勢浜
穏やかな波と長い砂浜が特徴的な海岸。東日本大震災時には砂浜が流失してしまうなど大きな被害を受けた。防潮堤などの整備工事が進み、現在は海水浴場が再開するほど、復興が進んでいる。
西舞根の海辺
大島瀬戸の穏やかな海に面しており、防潮堤が整備されているが対岸には大島の集落や大島大橋を望むことができる。防潮堤の後背地のスペースもゆとりがある。
田中浜
気仙沼大島の東に位置する浜。海水浴場としては利用できないが、マリンスポーツ体験にも利用されるスポット。
岩井崎
階上地区に位置。長い年月をかけて海水によって浸食された石灰質の「潮吹岩」では、岩の割れ目から潮が吹き上がる光景を見る事ができる。「龍の松」は、津波の被害を受けた松の一部が奇跡的に残り、天へ昇る龍のような姿であることから復興のシンボルとなっている。
龍舞崎
大島の最南端に位置。岬の先端には龍舞崎灯台もあり、太平洋の荒波が打ち寄せる様子を望むことができる。
御崎
唐桑半島の先端にあり、太平洋の荒波が豪快に打ち寄せる勇壮な景観が見られる。陽沼・陰沼、八隻曳、児置島などの景勝地がある。
巨釜(折石)
陸中海岸国立公園のなかでも男性的な景観美として名高い。高さ16m、幅3mの大理石の石柱は、東日本大震災の津波にも耐え復興の象徴となっている。
半造
唐桑半島中央東に位置し、陸中海岸国立公園を代表する景勝地。奇石、怪石が連続し、東日本大震災後も変わらぬ景観を見せている。
神明崎(浮見堂・恵比寿像)
気仙沼湾・内湾を望むことができるスポット。海上の赤い遊歩道からは停泊中の漁船が並ぶ様子を見る事ができる。
徳仙丈
気仙沼市と旧本吉町にまたがり、標高は711m。日本最大級のツツジの群生地で、5月中旬~下旬にかけて満開を迎える。見晴らしがよく、気仙沼市街や太平洋を眺めることもできる。
モーランド本吉
気仙沼市内陸部、岩手県との県境近くに位置する牧場。小高い丘陵地に緑豊かな牧草地が広がる。
建物・施設
個性的な博物館や歴史的建造物のほか、東日本大震災で大きな被害を受けた地域にも施設が整備されている。
リアス・アーク美術館
東北・北海道を一つのエリアと捉え、芸術・食・民族文化等、継続的に調査研究や展覧会を企画している個性派美術館。
気仙沼シャークミュージアム
日本で唯一のサメの博物館。東日本大震災からの復興をテーマにした展示も行われている。
ないわん
「迎(ムカエル)」、「結(ユワエル)」、「拓(ヒラケル)」、「創(ウマレル)」の4施設からなり、買い物や食事などが楽しめるスポット。
旧月立小学校
1922年建築で、木造校舎としては県内最古であったが、2006年の新校舎完成後も保存されることになった。
気仙沼市総合体育館(ケーウェーブ)
リアス・アーク美術館近くにある総合体育館。ガラス張りの外観が特徴的。
気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館
津波で4階まで被災した気仙沼向洋高校旧校舎を震災当時のまま遺構として公開。『目に見える証』として教訓を伝える。
道の駅「大谷海岸」
震災から10年の節目となる2021年3月にリニューアルオープン。気仙沼産の品物が多数並ぶ産直コーナーやレストランがある。
町並み
気仙沼市中心部の内湾地区周辺では、古くからある商店街や鄙びた雰囲気のある住宅街などが望める。
気仙沼八日町商店街
気仙沼市八日町に位置する商店街。国道284号線に沿って20店ほどの店が並んでいる。
太田地区
安波山のふもとにある住宅街。かつては飲食店が軒を連ね、入港した漁師たちで賑わっていた。鄙びた雰囲気のある町並みが特徴的。
南町紫神社前商店街
仮設の復興商店街「南町紫市場」から移った店や新規参入の店、震災前と同じ場所で店舗を構えた店などが並ぶ。
風待ち地区
帆船時代、船が船出の風を待つ港であった風待ち地区は、大正や昭和初期に建てられた個性的な建物が多く並んでいた。多彩な歴史的建造物はほとんどが被災し大きな被害を受けたものの、震災当時登録有形文化財であった5棟とその取り組みに共感した1棟が修復、再建された。
気仙沼市でロケが行われた主な作品
〈映画〉
「護られなかった者たちへ」(2021年)
監督:瀬々敬久 出演:佐藤健、阿部寛 ほか
「春との旅」(2010年)
監督:小林政広 出演:仲代達也、徳永えり ほか
「自虐の詩」(2007年)
監督:堤幸彦 出演:中谷美紀、阿部寛 ほか
「小春小町」(2004年)
監督:望月六郎 出演:細川茂樹、樹木希林 ほか
〈ドラマ〉
TBSドラマ「99.9-刑事専門弁護士 新作SP 新たな出会い篇」(2021年)
NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(2021年)
WOWOW連続ドラマW「そして、生きる」(2019年)
土曜ワイド劇場「温泉(秘)大作戦」第9話(2010年)
金曜ナイトドラマ「スシ王子!」(2007年)
〈アニメ舞台地〉
「すずめの戸締り」(2022年)
「バクテン!!」(2021年)
「Wake Up, Girls!七人のアイドル」(2014年)
[気仙沼市の観光情報・ロケ地情報]
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