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お知らせ

Netflix映画『新幹線大爆破』スペシャルイベント レポート

仙台市内でも一部ロケが行われたNetflix映画『新幹線大爆破』。
4月23日(水)の配信開始からNetflix視聴ランキングで日本1位(映画)、グローバル2位(非英語映画)を獲得するなど、大ブームを巻き起こしています!
5月18日(日)に仙台市内で行われたスペシャルイベントでは、樋口真嗣監督や佐藤善宏エグゼクティブ・プロデューサー、石塚紘太プロデューサーらが制作のうら話を熱く語りました。
今回はその一部内容をご紹介します!

「鉄道ファン大集合!“鉄分”たっぷりトーク」と題した本イベントには、作品ファンや鉄道愛好家ら約700人が詰めかけました。冒頭、村井嘉浩知事が「見事、東北新幹線を爆破していただき感謝申し上げます」とあいさつした後、「出発進行!」の合図を送って幕を開けました。

なぜ東北新幹線が舞台に?

東海道・山陽新幹線が舞台となった映画『新幹線大爆破』(1975年)のリブート版となった本作。制作が決まった当初、この作品の台本も1975年版と同様に博多駅―東京駅間の設定で準備が進められていたといいます。映像化を実現するためにJRの協力を探っていく中で、JR東日本側から「(東北新幹線を舞台とすれば)東北を世界に向けてアピールできる」との話があったことから、途中で脚本を全てひっくり返したことが明かされました。
佐藤エグゼクティブ・プロデューサーは「田園風景を走るはやぶさの画がよくて、とても良い決断ができました」と振り返り、石塚プロデューサーも「打ち合わせを重ねるたびに、はやぶさの『日本で一番速い』、『周りの風景が美しい』といった魅力を見つけられました」と語りました。

佐藤エグゼクティブ・プロデューサー

救出号の構想

爆弾が仕掛けられたはやぶさ60号を、先頭車両がない臨時列車9014B(救出号)が追走する宮城県区間での重要シーン。車両が仙台市内を駆け抜ける様子や、報道陣が一斉にカメラを向けるシーンは、仙台市立病院の屋上やヨドバシ仙台P3駐車場屋上でも撮影が行われました。
樋口監督は救出号の構想について、過去に寝台特急581系が中間車両のみで走行していた姿を見たことがきっかけとなり、さらにJR東日本新幹線総合車両センター(利府町)を訪れた際に検査で車両が分解された様に魅せられたことが本作の救出作戦の決め手になったといいます。
樋口監督は「爆弾を載せた新幹線はこの街を通り過ぎるだけですが、作品の中では非常に重要なポイントです」と語りました。一方、石塚プロデューサーは樋口監督の構想を聞いて、「どうやって撮ったらいいのか・・・」と頭を悩ませたといい、VFXなどの技術やセット撮影で映像化を実現したと明かしました。

石塚プロデューサー

宮城でのシーンについて

樋口監督は、イベントの最後に「“どこで爆発するか分からない”という場面で爆発したのは、古川と利府の間。皆さんのご近所の可能性もある。ヘリから空撮したカットの中で破片が飛び、『このままでは近隣の民家が燃えるかもしれない』と思われるようなポイントがありましたが、演出の中でギリギリでかわしました。許してください!」とあいさつし、会場の笑いを誘いました。

樋口監督

写真パネル展示も・・・

本イベント会場では撮影や制作の現場風景も写真パネルで紹介されていました。

ロケが行われたヨドバシ仙台と仙台市立病院でも、撮影風景を紹介する写真パネルを展示中です!

ヨドバシ仙台

【展示期間】ヨドバシ仙台(~当面の間)、仙台市立病院(~5月30日(金)まで)

Netflix映画『新幹線大爆破』は全世界独占配信中!ぜひご覧ください!
※Netflixは会員制の有料コンテンツ配信ストリーミングサービスです。
 本作品の視聴にはNetflixへの会員登録が必要となります。
 『新幹線大爆破』視聴ページ:https://www.netflix.com/jp/title/81629968

せんだい・宮城FC Netflix映画『新幹線大爆破』特集ページ
https://www.sendaimiyagi-fc.jp/feature/bullettrainexplosion/