せんだい・宮城フィルムコミッション

支援作品特集

仙台の魅力 重力ピエロ

特集 重力ピエロ 監督・プロデューサーから見た仙台の魅力

森 淳一 監督

特集 重力ピエロ 監督・プロデューサーから見た仙台の魅力

映画『重力ピエロ』を仙台で撮影しようと決めて、まず僕らが考えたのは、桜のシーンをどこで撮ろうか、ということでした。いったい何校廻ったでしょうか。桜だけなら良い場所はいくつもあったのですが、校舎の窓に突き出すように咲いている、という状況がありません。クランクインが近くなり、スタッフから、合成に任せようという声も上がりました。今作において、僕がこだわりたかった一つは、「生きている街を撮る」ということです。生きている街を撮るのに、冒頭のシーンから継ぎはぎの合成なんて嫌だな。僕は賛成しませんでした。結果は、スタッフの根気と、宮城県の協力のもとに、すばらしい高校が見つかりました。ぜひご覧下さい!
株式会社ロボット
守屋 圭一郎 プロデューサー

雪と桜、この作品にとってもの凄く重要なポイントであるこの2つのシーンを、限られた予算の中でいかにして実現させるか?

撮影に入る前の準備段階において、我々スタッフがもっとも頭を悩ましたポイントです。雪と桜、一見様々な映画によく登場するありふれたシチュエーションのようにも思えますが、どちらも我々撮影隊にとって天敵のような存在です。それはなぜか?雪はいつ降るかわかりませんし、桜はいつ開花するかわからないからです。しかもこの2つをほぼ同時期にこなさなければならない。

この困難な問題をいかにして解決するか?その答えが仙台をベースにして雪深い蔵王から温暖な沿岸部まで・・・寒暖差の激しい宮城県全域をつかったロケを敢行するということでした。そして、その判断が正しかったことは今回の映画を見て頂ければ充分に理解して頂けると思っています。雪と桜、どちらも本当に素晴らしい絵が撮れたと自負しています。

アスミック・エース エンタテインメント株式会社
荒木 美也子 プロデューサー

物語の冒頭に登場するグラフィティアート・・・ボーリング場の建物の上にあるピンとアートのマッチングがユニークで印象的なシーンとなりました。

そして、仙台から、車を30分~45分走らせると、海の魅力を満喫できるスポットを発見。

松島は、撮影場所の正志が働く町役場から5分くらいいくと、漁協があります。ただ、初夏の撮影で、牡蠣のシーズンが終わっていた為、撮影隊一同、残念!

泉水と春が子供時代遊んでいたシーンを撮影した七ヶ浜は、夜になると、景色が一変。夜光虫が海面を照らし、打ち寄せる波が幻想的な光の帯に。初めてみる光景に思わずスタッフ・キャストもカメラを海に向けていました。